2014年8月12日

特別企画「夏休み美術教室。」レポート!


7/26(土)〜27(日)に夏休み特別企画として『夏休み美術教室』というイベントが開かれました。
参加してくれた中学生の人たちは、みなさん楽しそうに作品づくりに取り組んでいました。
デッサン・絵の具・立体の3種類から好きなものを選んでもらい、
2日間かけて作品を作るというものです。

今回は、そのときの授業の様子をレポートします。



まずはデッサンの授業から!
横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」デッサン課題の制作風景

自分の目の前に、手渡されたモチーフ(薪、リボン、りんご)を自由にセットしてスタート。
別の紙に下描きをしてから、本番の画面に取り組みます。
輪郭線の正確さももちろん大事。
でも、ここでは明暗やボリューム感の表現を重視して進めます。
最初に描いた輪郭線が見えなくなるくらい、鉛筆をどんどんのせていきます。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」デッサン課題の加筆指導風景

大きな形の狂いや、あいまいなところは先生のアドバイスや加筆指導を受けながら、
さらにクオリティーを上げていきます。
どんな風にデッサンを直していけばよいか、実際に先生に見せてもらえるのは
すごく参考になります。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」デッサン課題完成作品

こちらが完成したデッサン作品です。
みんなリボンの軽やかさがあるし、ゆったりと置かれている感じが上手いですね!
薪は木目の表情のところに頑張りが見えます。



続いてアクリル絵の具で描く静物です。
横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」アクリル絵の具課題の制作風景

最初は画面全体に黄土色を薄くのせてからスタートします。
これを下地というのですが、この下地の色を野菜の明るい色として利用しながら
描いていきます。
この進め方に、最初は「?」という感じかもしれません。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」アクリル絵の具課題の指導風景

なぜこんな絵の進め方をするのかという説明を詳しく聞きながら、
自分の絵の完成のイメージを膨らませます。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」アクリル絵の具課題の完成作品

こちらが完成した作品です。
作者はなんと小学6年生!すごいです!
元々乗せていた下地の色の上から、ホワイトで明るいところを描写すると、
このように立体感が生まれます。固有色を取り入れるとさらにそっくりに◎



最後は紙粘土でつくるリアルな立体
横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」立体課題の制作風景

本物のカボチャをよく観察しながら、大まかな形を作っていきます。
種の部分の細かな作業などは後回しにして、
ぱっと見たときの形がカボチャらしく見えるかどうかを気にしましょう。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」立体課題の指導風景

手だけでは作れない部分は、粘土ベラやカッターナイフを駆使して
「素朴な手作り感」をできるだけなくしていきます。
本物のカボチャに見せるための本格的な細工を施すプロセスです。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」立体課題の彩色工程

形が整ったらアクリル絵具で彩色していきます。
そっくりな色をパレットに出して、奥まった部分まで丁寧に。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ 「夏休み美術教室。」立体課題の完成作品

こちらが完成作品です。
どちらも本物ではありませんよ!(笑)
カボチャの特徴的な形を上手く見つけ出せたのと、種の部分の細かな作り込みが
そっくりに見せてくれるんですね。


どの課題を選んだ方も、最後まですごい集中力で作業をしていました。
充実感を持ってくれているとアドバイスしていてもとても嬉しいです!
参加してくれたみなさん、お疲れさまでした!!