2015年6月19日

のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」1


新年度、第2弾の美術クラブの課題は、オーソドックスに「静物デッサン」です。


しっかりとしたデッサンをするのが、初めての生徒さんもいますので、基本的な鉛筆の削り方などから、じっくりと進めます。


途中から美術クラブへ参加する方も、同じようにマンツーマンで進めますが、今回は、初めて静物デッサンを描くという生徒さんが、半数近くいました。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」2


モチーフは、渋いサビサビの、鉄で出来たミルク缶(?)のようなもの。これは、正確には何だか解りませんが、hamabiでは『ミルク缶』と呼ばれています。


その他には、石膏のマスクと、石膏の球体、荒縄とストライプの布です。


一見、派手さの無い地味な色合いのモチーフですが、鉛筆の濃淡だけで描いていくデッサンのやり易さを考えて、あえて、派手な色は控えてみました。


また、メインのモチーフの『ミルク缶』は、鉛筆の黒をしっかりとのせても、平気で受け止めてくれるような、鉄錆の質感が魅力的です。


経験が多く、描き慣れている生徒さんには石膏のマスクに、まだ慣れていない生徒さんには石膏の球体にチャレンジしてもらいました。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」3


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」4


静物デッサンに限らず、描き始めのプランニングは、とても大切です。


その作品での狙いを整理したり、注意点を考えたり、特に静物デッサンでは、画面の中にどう納めるか?(これを構図と言いますが…)が、重要です。


なぜならば、途中で構図を修正する時は、今まで描いたものの多くを消して、描き直すことになるからです。デッサンの中盤や最終日で描き直すのは、なるべく避けたいところです…。


デッサンや、その他の作品制作では、作者の考え方や、性格、癖など、様々な事柄が作品の中に表れます。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」5


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」6


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」7


特に、失敗を恐れてビクビクしながら描いたり、どこまで描けば良いか考えて、ブレーキを掛けてしまったりすると、のびのびとした良い鉛筆の色が出て来ません。


これは、上手い上手くない以前の問題で、これから作品制作をしていく上で、余り良いことではありません。


ですから、今回は、のびのびと、気持ちよく描いてもらうことが、最大の目標でした。


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」8


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」9


横浜美術学院の中学生教室 美術クラブ のびのび描こう!鉛筆で描く「静物デッサン」10


完成した作品は、どの作品もそれぞれ、のびのびと描けていて、とりあえず皆さん合格点の様子でした。


次回の課題も、基礎力アップの為のデッサンです。しかも、手や指(?!)で描きます。