2016年7月12日

石膏像のある静物デッサン(2/2)

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)1


こんにちは!美術クラブ講師の吉川です。
さて、先月に引き続き、石膏像のある静物デッサン。ついに約2ヶ月間の制作を終えました!


初対面の石膏像を、大きいサイズの紙に、いつもより時間をかけて取り組む…
すごく体力と集中力のいる作業だったと思います。


みんな本当によくがんばりました!!


美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)2
依田先生の講評(土曜日クラス)

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)3
吉川先生の講評(土曜日クラス)

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)4 

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)5

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)6

美術クラブ 横浜美術学院の中学生向け教室 2016年6月 石膏像のある静物(2/2)7



さて今回は、その石膏像のお話です。


美術クラブには、たくさんの石膏像があります。通っているみんなにとって、アトリエの端っこにズラリと並んでいるのは、もうおなじみの光景ですね。


石膏像は、いろいろな彫刻作品のレプリカです。その名のとおり、石膏という素材を使って作られています。おじさんだったり、若者だったり、女性だったりしますが、この人たちは一体誰なんでしょうか??


アトリエにはいろいろな石膏像が並んでいます


その多くは、神話の登場人物や、歴史上の人物です。今回みんなが描いた「アマゾン」は、ギリシャ神話に登場するアマゾン(女性の戦士!)と言われています。


石膏像の元となったそれらの彫刻作品には、ギリシャやローマなどで、土の中から発掘されたものが多くあります。むか~~~しの彫刻作品なんですね。


埋もれていたものを掘り出しているわけですから、どこかが欠けていて不完全な姿であったり、どこの誰が作ったのかも判明していなかったりします。研究が進むことで、実は違う人だった!なんてこともあるような、謎の多いものもあります。


なぜそういうものを美術の世界でデッサンの練習によく使っているかというと…


彫刻家が美を追求して作ったものなので、人体の美しさ、角度の美しさ、隙間の美しさ。いろんなものが詰まっているのです。絵と違って、彫刻はいろんな方向から見られますから、どこからでもかっこよく見えるように、計算して作られています。


彫刻作品としての美しさを感じてみよう



それをデッサンすることで、大昔の美術の先輩たちの技を学べるんですね。
人が美しいと感じるものは、時間を飛び越えるんですね~。


次は絵の具を使った、写真模写です!
張り切っていきましょう~!