2016年11月15日

自由なイメージでデッサンしよう!「衣・食・住」




こんにちは、美術クラブ講師の依田です。
最近すっかり寒くなってきましたね。何だかおなかが減りますね(笑)


さて、美術クラブ10月の課題は、言葉から自由にイメージして描く構成デッサン課題でした。課題文は、「『衣・食・住』からテーマをひとつ選び、自由に描きなさい」というものでした。


みなさんそれぞれのアプローチで、中学生とは思えない絵画的な視点で課題に答えてくれたのが印象的でした。




こちらは中学1年生の作品です。花がメインの作品ですが、その他のお皿やカトラリーに至るまで丁寧に描きこまれています。また、空間も緊張感をもって仕上げられているのがすばらしいですね。特に注目すべきは、花と花が重なり合うことで生まれる「隙間の空間」です。物(花)を描くことによって、何も無い空間(隙間)を表現することに成功しています。




中学3年生の作品です。はっきりとした強いイメージを持って描き切ってくれました。紅茶の入ったガラスカップの質感がとても魅力的です。空間を意識して配置された花びらなど、端々まで絵作りの神経を感じられる作品になりました。




中学1年生の作品です。「衣・食・住」というテーマに対する答え方としては、一番わかりやすい印象です。針の持つ緊張感や、布のたわみの空間、またモチーフの配置のし方に関しても、些細なことの中に非常に繊細な神経を使っていることが感じられます。このように丁寧に観察し描かれた画面は美しいですね。




中学2年生の作品です。鮭の切り身の表情に注目して、絵の中では切り身をやや平面的に扱っています。箸で皮の部分をほんの少し持ち上げている瞬間、というのが、良い場面選択だと思います。見せ場になる鱗(うろこ)や身の表情がもう一歩描きこめれば格好良かったですね。惜しいです!



イメージ課題になると、モチーフなしで描くこともあります。

詳しく描きたいときは、写真などの資料を用意して制作に臨みます。

現物を自宅から持ってきて、描く人もいます。

みんながそれぞれの狙いで、違った内容の絵を描いています。

高校受験組(中3生)のデッサン対策も頑張っています!

講評会では、当初の狙いが何だったかを確認しながらアドバイス。



その他にも魅力的な作品が沢山並び、楽しませてもらえました!

11月からは2ヶ月連続の木炭を使った課題になります。
初めての素材になりますし、画面も大きくなります。
思いっきりぶつかってみてください。