2016年12月22日

二ヶ月連続課題「でっかい瓶の木炭デッサン」(1/2)




こんにちは!講師の吉川です。
早いものでもう年末ですね。
この時期になると「あれもこれも年内にやっておこう」と、なんともせわしない気持ちになりますが、
美術クラブは11月・12月のまるまる二ヶ月を使って、じっくりと木炭デッサンに取り組んでいます。


木炭デッサンで使う道具は、木炭と消し具の食パン。そして何より重要なのが「手」です。


木炭はとても柔らかい素材で、紙の上で滑らせると簡単に黒くのるのですが、それだけでは定着しておらず、すぐにはがれ落ちてしまいます。そのため、画面にのった木炭の粉を、指や手のひらでおさえて紙に定着させる必要があります。



まずはレクチャーで、木炭デッサンの準備について教わります。

木炭は中心に芯があるので、芯抜きをしてから使います。

木炭紙に木炭をのせたら、手でトントンとおさえます。

消しゴムの代わりに、食パンをちぎって消します。



この「おさえる」という描き方が、木炭デッサンの一番の特徴で、また、楽しいポイントです。
一言におさえるといっても、指先でトントンとおさえるのと、手のひらでグッと馴染ませるのとでは、質がまるっきり変わってきます。


手をうねうね動かして、色々試してみて下さいね。


大きな画面にガシガシ木炭をのせます。最初は体力勝負!

少しずつ要領を掴んできたようです。独特の質感がいいですね!



鉛筆デッサンでモチーフを描くとき、よく「触るように描く」と言います。「目で写すんじゃなくて、もっと画面の中のものに触ってみて」と言われたことがある生徒もいるのではないでしょうか?
木炭デッサンの「おさえる」は、この触れるという役割も担っています。実際に画面に触れて描くことで、「触るように描く」感覚をつかんでみましょう。



木炭初挑戦の人が多い中、画面とのやりとりを繰り返して、厚みのある絵肌を作ってくれています。
みんなが手を真っ黒にして挑んでいるのを見ると、楽しそうで羨ましくなります。笑
完成が楽しみです!



受験組もだんだんと手際が良くなってきましたよ!頑張れ〜!



美術系高校受験組の実技対策もスタートしました。
プレッシャーもあると思いますが、せっかく好きな分野で受験するのだから、楽しんでいきましょう〜!