2017年1月20日

二ヶ月連続課題「でっかい瓶の木炭デッサン」(2/2)




こんにちは!講師の依田です!
冬期講習会を経て、美術クラブも新鮮な気持ちで1月の課題をはじめています。
さて、昨年12月は、2ヶ月かけた大作である木炭デッサンの後半戦でした。


みなさん画面全体を意識して、メインモチーフの瓶のガラスの質感、表情などをよく触りながら完成させることができました◎


では1点1点、観ていきましょう。




中2生の作品です。
メインモチーフの瓶が大胆に入っているのと同時に、背景の棚や小物まで、積極的に描かれています。組まれている静物だけでは表現できないおもしろいリズムですね!奥行きを感じさせるのにも効果的です。良い挑戦だったと思います。





中1生の作品です。
細部と全体、非常にバランスの取れた作品になってます。後ろの壁に張ってあるドガのポスターまで丁寧に表現されています。
静物モチーフの中や、与えられた図版の中などに巨匠の作品が出てきたときは、積極的に取り入れることでその絵画の持つ美しい線、良いリズムなどを自分の作品に利用できます。
これは、成功している例だと思います。





中2生の作品です。
全体的にしっとりとした木炭の質感が魅力的な作品です。
木炭は1度つけるだけでは定着しません。何度もとったりつけたり、おさえたり…粘り強く作り込んでいくことが必要とされます。しかし手間がかかる分、ある時から描画材を超えた表情をみせてくれます。特にガラス瓶などは画像で伝わりきらない独特な質感を表現できてます。





中1生の作品です。
こちらは紙の白をうまく活かし、からっとして晴れやかな印象に仕上げられている作品です。じっくりと作り込んだ質感との対比が美しいですし、瓶の歪みの表現が魅力的ですね。良く観察して描けていると思います。
木炭は鉛筆と違い、細部の表現も非常に触覚的なのが面白いところですね。とても引き込まれます。





中2生の作品です。
こちらは木炭の勢いを感じる、力強い作品ですね。描写も粘り強く、非常に魅力的です。
それだけでなく、周囲に置かれている物とメインの瓶の絡みに気遣いが感じられます。描写してある部分に目が動くよう、うまく誘導の役割を果たしています。絵づくりできていますね!




紹介しきれなかった作品も、みんな力作ぞろいでした!
長い期間向き合う制作は大変だったと思いますが、よく頑張りましたね!
おつかれさまでした!!