2017年2月13日

パステル・コンテで有色紙に描く「自画像デッサン」



こんにちは!講師の吉川です。
2月も半ばを過ぎると、そろそろ春が待ち遠しくなってきますね。


今回は1月の美術クラブ「有色紙デッサンの自画像」の様子をご紹介します!


自画像と言われて、シブい顔をした子もいましたが(笑)、
自分の顔はもっとも見慣れているものの一つです。
その分知っていることも多く、とっかかりを掴みやすいテーマではないかと思います。




しかし、人間というモチーフは、デフォルメ化されたもの(漫画やイラストなど)を目にする機会も多いことから、「目」「鼻」「口」「髪」など、記号として見てしまいがちです。


それらのパーツの裏には、骨があり、筋肉があり、脂肪があります。皮膚が覆い、やっとそれぞれのパーツが見えてきます。普段意識することのない構造を理解してすすめることは、より絵にリアリティを与えます。


肌は結構、複雑な形をしています。触りまくってみるのもいい勉強になりますよ!自分の顔は触り放題です。(笑)



自分の顔をよく観察しながら描いていきます

まだ描き始めだけど、自然な人物の印象をよく捉えていますね


そして今回は同時に、有色紙デッサンにも挑戦しました。
有色紙デッサンとは、その名のままですが、色のある紙にデッサンをすることです。


白い紙に描いていくデッサンと基本は変わりませんが、大きく異なる点は「明るさの作り方」です。


白い紙の場合は、紙の色を残しておいたり、一度のせた鉛筆や木炭をねりけしや消しゴムを使って「とる」ことで明るさを表現しますが、有色紙はベースが中間色なので、コンテやパステルの白を「のせる」ことで明るさを描いていきます。


前回の木炭に引き続き、新素材への挑戦でしたが、積極的に利用してくれていました。



新しい画材に挑戦してみましょう

パステルを使うと、鉛筆とは違う色や質感があって面白い

パステルやチョークなら練りゴムでも消せます

白いパステルを積極的に使って、明るい部分を描きます



3回の授業時間を使っての制作でしたが、今回もっとも印象的だったのは、
最終日、全員が絵の中の自分と同じ服を着てきていたことです。
絵のためのそのちょっとした行動が、実はものすごく大きな一歩です。



絵の中の自分と同じ服を忘れず着てきてくれました

土曜日クラスの作品講評会の様子

先生たちのコメントにも熱が入ります

中学1年生の作品

中学1年生の作品

中学2年生の作品

高校受験組は試験日が迫ってきました。緊張感が伝わってきます

試験時間に合わせて、何枚も何枚も対策デッサンをしました


美術系高校受験組にとっては、年明けから怒濤の対策月間でしたね!
しっかりご飯を食べて、睡眠をとって、いつもの実力を発揮してきてください。
積み上げた経験は必ず力になってくれます!