2017年5月15日

基礎デッサン「垂直と水平から学ぶ静物」




こんにちは、講師の依田です。
4月から新年度がスタートしました!
昨年から継続の方も、新たに入学された方も、まずはベーシックな鉛筆デッサンに挑戦です。

今回はシンプルに、水平と垂直の関係がわかりやすいモチーフです。
大きく構造を捉えることができたでしょうか?
ブロック・布・瓶などモチーフの素材や形はそれぞれ違いますが、
それらを「水平」と「垂直」に分けることで、
絵を見る人が理解しやすくなるので、とても大事なポイントです。

もちろん細部にも手数が必要ですよ〜。


黄色が水平面、青が垂直面。水平は明るくなり、垂直は陰となる。これが今回のモチーフの大きな構造。

新入生は課題の進め方を教わりながら。

まずは構図を検討。弱い筆圧で描くと構図の調整がしやすい。

隠れて見えない部分の形も厳しくチェック。

水平方向のストライプと、垂直方向のストライプは描き違えていく。







新中2生の作品です。1年間の経験があります。
全体を意識しながら細部までしっかりと描き切ることができていますね。
立体感を表現するポイントとなる形の変わり目をよく探せています。(この変わり目のことを稜線と呼びます)何度も作品を見直すことが身についてきている証拠です。





新中3生の作品です。1年以上の経験があります。
水平面が美しく出ていますね。細部の表現も驚くほど繊細で、全体のバランスが崩れないよう配慮も感じられます。ここにもう少し強く描く部分が出てくると、黒の色と白の色が、お互いを引き立たせあえると思います。ワインボトルのラベルの描写には手が回らず残念!時間配分や画面全体のコントロールは今後の課題ですね。





新中3生の作品です。入学してからまだ半年弱ですが、一つ一つの課題に丁寧に取り組み、力をつけています。ワインボトルの手前、奥で描写に差をつけたり、台(床)の水平面に対する鉛筆ののせ方など、空間を感じさせるための工夫が感じられます。形はまだ簡単に見てしまう部分があるので、客観視できるよう練習を重ねましょう!





徐々に完成度が上がり、リンゴや瓶のツヤ感が出てきた。

加筆指導中。先生は垂直線、水平線を何度も確認している。

加筆指導後、先生の描き方を思い出しながら自分でやってみる。

土曜日クラスの講評会。久しぶりのベーシックなデッサンでした。

「デッサン力が身に付いてきてるね!」成長が実感できると嬉しい。

良いところと改善したいところ。先生の批評をちゃんと受け止めていく。



みなさん勉強したことをよく消化し、まずは上々の滑り出しだったのではないでしょうか?
今年度も美術クラブの様々な課題で、それぞれの持っている良さをブラッシュアップしていきましょう!